公益財団法人 昭瀝記念財団

GREETINGS ご挨拶

濱本博司

道路は、国民の生活、産業等を支える社会インフラであり、快適で利便性が高く、環境負荷の少ない都市を実現する上で、道路整備は非常に重要な役割を有しています。

阪神淡路大震災や東日本大震災などの災害救助活動においては、救援物資輸送や迅速な復旧・復興活動を支える交通インフラとして道路の重要性が非常に高いことが改めて認識されました。
特に道路整備、道路建設の基幹となるのが道路舗装工事であり、社会インフラ整備にあたり安全機能、環境保全機能に配慮した道路舗装が益々重要になるものと考えます。

このような状況の中で、道路舗装に関連する学術・科学技術の振興並びに今後の道路舗装を担う優秀な若者の育成は、道路環境の向上、延いては社会の発展と豊かさの向上のために重要と考えます。

本財団法人は、道路舗装に関連する理工学分野を対象とした学術・科学技術の振興並びに人材の育成を通じ、社会の発展と豊かさの向上に寄与することを目的とします。

2018年(平成30年)11月9日に、一般財団法人を設立し、その後、具体的な活動として、奨学金事業及び研究助成事業を進めてきました。その実績の結果、2020年(令和2年)2月1日に、内閣総理大臣から公益認定されました。
今後も、公益財団法人の名に見合った事業活動を行っていきます。

2020年2月1日 公益財団法人 昭瀝記念財団

濱本博司