当社は、お客様・地域の皆様・社員との共存の中で、まず、お客様の困っておられることを会社として真摯に受け止め、当社独自の技術力を駆使して提案・改善することにより、お客様に喜んで戴けるオンリーワン企業を志向し、社業発展と社会貢献を目指してきました。
例として、1972年(昭和47年)に沖縄営業所を開設後、先島のお客様が、当時ドラム缶アスファルトを1缶毎に天板を開けて加熱溶解し、使用するという大変危険な作業をされていました。お客様からの改善相談を受けて当社が開発したシステムが、コンテナアスファルト流通システムです。直接、作業員が高温のアスファルトに接することが無くなり、安全性と作業効率改善に大きく寄与出来ました。
また、昭和の石油ショックの時にアスファルトの供給不安が生じたことから、多くのお客様から安定供給の相談を受け、その後、自社でアスファルト油槽所を全国に9ヶ所配備、自社のアスファルト専航船も所有、併せて、日本で初めて輸入アスファルトの「海外建設資材品質審査証明書」も取得しました。これらを併せることで、国内情勢の影響を受けずに独自で、アスファルトを海外調達・海上輸送・油槽所貯蔵・ローリー出荷までの全てを行えることとなり、お客様への安定供給力を高めており、現在、全油槽所で約26,400tの貯蔵能力は、日本有数の容量に至っています。
当社は、このようなお客様の声を大切にして、SHOREKIにしか出来ないことに積極的にチャレンジして参ります。
(創業者 濱本英己書)